うしのこくまいり
牛の刻参り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 桐生市黒保根町の寄居集落で、オクマンサマに100日間続けて願掛けする丑の刻参りの禁忌が伝わる。
- 細部
- 黒保根町の寄居集落にはオクマンサマと呼ばれる熊野神社があり、ここで人に知られてはならない願掛けが行われていたと伝わる。参る者はカミソリを口にくわえ、頭には火をともした蝋燭を二本立てた姿で、百日のあいだ夜ごと社へ通うのだという。もしその姿を人に見られてしまえば、くわえたカミソリで斬りつけられても文句は言えないとされていた。そのため、たまたま参詣の様子を見かけてしまった村人は、気づかれないようそっと引き返すのが習わしだったという。
- 広まり方
- 1983年刊『黒保根村清水の民俗』所収、東京女子大学史学科民俗調査団による「七 信仰」の報告に記録されている。
- 地域
- 群馬県桐生市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ