うしがみのたたり
牛神の祟り
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 牛肉を断つことで難を逃れた家の話に加え、焼け死んだ牛を恐れて講を営む三家が伝えられる。
- 細部
- 脇谷家では昔、家族が次々に重い病を得たため占いにかけたところ、牛神の祟りであると示された。そこで牛の肉を一切口にせず、客にも供さないと定めたところ、家は幸いを得るようになったという。同じ土地の田原、金沢、山中の三軒でも牛神講と称して牛を祀っているが、こちらは火事で焼け死んだ牛の祟りを恐れてのことだと語られる。牛の死をめぐる恐れが、家ごとの禁忌と講という二つの形をとって伝わっている。
- 広まり方
- 1974年の『あゆみ』に載る森正史「郷土の牛の民俗」による。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ