さどのほねになっておよぐははうし
佐渡の骨になって泳ぐ母牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- 子牛から引き離されて船で運ばれた母牛が海を泳いで戻ろうとし、骨になっても佐渡へたどり着いたという話。
- 細部
- 昔、子牛のいる母牛を、子を佐渡に残したまま親だけ切り離して船に乗せ、他所へ送り出したことがあった。船が浜に近づいたころ、母牛は突然海に飛び込み、佐渡に向かって泳ぎ始めたという。ところが海岸に着いた時にはすでに白い骨だけの姿になっており、それでも「モウ」と一声鳴いたと伝えられる。この出来事の後、牛のいた村は衰退してしまい、今では広い畑地になっているという。
- 広まり方
- 『郷土研究』1916年掲載、茅原鐵蔵「佐渡金澤村より」の記録による。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ