かのうやまのよぶうし
加納山の呼ぶ牛
国内
未確認生物
- どんな話か
- げん蔵が加納山からの帰り道、大木の上から自分の名を呼ぶ声がし、振り返ると大きな牛が道を横切って消えたと伝わる。
- 細部
- げん蔵が加納山から戻る道で、大木の上から、どこへ行くのか、げん蔵、と大声で呼ばれた。返事をして前を見ると、大きな牛が道を横切っていたため、げん蔵は神様のお通りと思い、しばらく平伏した。再び顔を上げた時には牛も消え、ようやく家に帰ることができた。誰もいないはずの木の上から名を呼ぶ声と、声の主が明かされないまま牛だけが消える展開が不気味さを残す。『民俗』1962年、横山登美子「周南村の心意伝承」に記録され、君津市の話として伝わる。
- 広まり方
- 横山登美子「周南村の心意伝承」(『民俗』1962年)に記録された君津市の事例。
- 地域
- 千葉県君津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ