うさおおかみ
宇佐大神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 道鏡の即位を阻もうと祈念した和気清麻呂の前に、宇佐大神が身の丈三丈の姿を現し神託を下したという。
- 細部
- 孝謙天皇の寵愛を一身に受けていた弓削道鏡をめぐり、太宰府に住む阿曾麻呂という人物が、宇佐の神託と偽って道鏡を皇位に就けるよう働きかけたという。事態を重く見た孝謙天皇は、和気清麻呂を勅使として宇佐へ差し向けた。清麻呂が社前で経緯を述べ、一心に祈ったところ、宝物を納めた扉がひとりでに開き、丈にして三丈ほどもある巨大な神の姿が現れたと伝えられる。この神は、道鏡が皇位に就くことを許さないとの託宣を下したのだという。
- 広まり方
- 1974年刊『日本随筆大成』第二期所収、岸誠之「桑楊庵一夕話」に記されている。
- 地域
- 大分県宇佐市
- 年代
- 奈良時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ