うさぎ
兎
国内
未確認生物
- どんな話か
- 山で捕まえた兎はどれほど厳重な箱に入れても月の光を浴びると姿を消すといい、話者が実際に試したところ翌日には箱の中が空だったという。
- 細部
- 高山市高根町では、山で捕らえた兎について不思議な言い伝えがある。どんなに頑丈な箱に閉じ込めておいても、月の光にひとたび当たると兎はどこかへ姿を消してしまうというのである。ある夜、大勢の仲間と一緒にいた話者が、実際に自分で捕まえた兎を箱に入れて試してみたことがあった。すると案の定、翌日になって箱を開けてみると、中にいたはずの兎の姿はどこにもなかったという。同じように月の光で姿を消すという話は、兎に限らず他の動物についても語られている。
- 広まり方
- 1941年の『ひだびと』掲載、村田祐作「百姓雑信」に記録されている。
- 地域
- 岐阜県高山市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ