てんゆうのうらみ
天宥の怨み
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 陰謀に手を貸した寺が、恨みを買った僧の念によって衰退していったと伝わる話である。
- 細部
- 東林坊という寺は、智憲院や能林院とともにある陰謀に手を貸したという。その企てによって怒りを買ったのが僧の天宥で、東林坊はその怨念を向けられる立場になったと伝わる。以後、寺の勢いは徐々に衰え、かつての繁栄は見る影もなくなってしまった。羽黒山の歴史に残る、怨念によって家運が傾いた例として語り継がれている話である。
- 広まり方
- 1943年の『旅と伝説』に掲載された戸川安章の「羽黒山夜話(五)」による記録である。
- 地域
- 山形県鶴岡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ