うみなりこぼうず
海鳴り小坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 上杉謙信の能登侵攻で城とともに海へ没した僧兵の悲鳴が、海鳴りとなって轟くという言い伝え。
- 細部
- 戦国時代、上杉謙信が能登へ攻め込んだ際、攻められた城が落ちるとともに、そこにいた僧兵たちが海へ身を投じて没したという。それ以来、海辺ではどうどうという音が響くようになり、これは海に沈んだ僧兵たちの断末魔の叫びが響いているのだとされた。この現象は「三千小坊主の海鳴り小坊主」と呼びならわされ、多くの僧兵の霊が一斉に声を上げているさまを表した呼び名として伝えられている。
- 広まり方
- 『民俗学』1929年掲載の藤井春洋「気多通信(一)」に記録がある。
- 地域
- 石川県白山市
- 年代
- 戦国時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ