うみかぶろ
ウミカブロ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 佐渡では海獺のことをウミカブロと呼び、両津の港付近に住んで人をたぶらかすと伝えられている。
- 細部
- 佐渡の言葉で、海に棲むラッコのことをウミカブロと呼びならわしている。両津の港のあたりに住みついていて、通りかかる人をよく化かしたりたぶらかしたりすると語られている。海の生き物であるラッコに、人を惑わす怪異めいた性質が付与されて伝わっている例である。柳田國男が漁村の言葉を採集するなかで書き留めた語彙の一つで、地域ごとに異なる海の生き物の呼び名を知る手がかりになっている。
- 広まり方
- 1933年の『島』所収、柳田國男「漁村語彙(二)」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ