おみむらのうみにでるうみぼーず
麻績村の海に出るウミボーズ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 海に現れる妖怪として、山あいの村でも名だけが語り継がれてきた怪異である。
- 細部
- 村人の俗信を集めた記録の中に、水の上に姿を見せるものとしてこの名が挙がっている。姿かたちや遭遇の顛末までは語られておらず、どのような姿で出てくるのかは伝わらない。海を持たない内陸の土地でありながら、出没する場を種類ごとに分けて数え上げる語りの型の中に、道や山や屋敷の怪と並んで置かれている点が興味深い。名だけが旅人や行商を通じて運ばれ、土地の俗信の一覧に組み込まれたものと考えられる。
- 広まり方
- 1990年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 ことばと伝承』の俗信の章、妖怪・幽霊の項に収められている。
- 地域
- 長野県麻績村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ