すおうおおしまのなりわいをおそれるうみぼうず
周防大島の生業を恐れる海坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 師走、周防大島の港を目指す船が逆風で立ち往生した際、一つ目の海坊主が現れ世で最も恐ろしいものを尋ねたという話。
- 細部
- 師走のころ、周防大島の港をめざしていた船が向かい風にあおられ、やがてぴたりと動かなくなった。すると目がひとつしかない男が海の中から船へ乗り込もうとし、この世で一番恐ろしいものは何かと船頭に尋ねた。船頭が、暮らしを立てる生業こそが一番恐ろしいと答えると、男の姿はふっと消えてしまった。この男の正体は海坊主であったと語られている。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』掲載、宮本常一「周防大島(一)」に記録された話である。
- 地域
- 山口県周防大島町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ