うみぼうず
海坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 松江市美保関町で暴風雨に遭った船頭が、船首に現れた海坊主に一番恐いものを問われ「商売」と答えると嵐がやんだという。
- 細部
- 松江市美保関町のある船頭が海上で激しい暴風雨に見舞われたとき、船の舳先に海坊主が姿を現したという。海坊主は船頭に向かって、この世で一番恐ろしいものは何かと問いかけてきた。船頭がとっさに「商売が一番恐ろしい」と答えたところ、海坊主はその言葉を聞くやたちまち姿を消し、それと同時に荒れ狂っていた暴風雨もぴたりと止んだと語られている。とっさの受け答えが災いを退けたという、機知によって難を逃れる海の怪異譚である。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』に、清水兵三が出雲雑記としてまとめた記録の中に、美保関町での話として残されている。
- 地域
- 島根県松江市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ