いまばりのうみぼうずととりごえのすもう
今治の海坊主と鶏声の相撲
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜船に乗せろとせがみ相撲を挑むが、鶏の声で消え、組み合った男は三日で死んだという。
- 細部
- 入道鼻に出るというこの怪は、全身に毛を密生させた姿で、夜遅くに通りかかる船へ乗せてくれと声をかけたり、相撲を取ろうと挑んできたりする。あるとき力自慢の男が応じて組み合いになったが、決着のつかぬうちに鶏が時をつくり、相手はそのまま姿を消した。ところが男は三日ほど経って死んでしまったという。以後この怪も現れなくなったと伝える資料もあり、勝敗ではなく双方が失われる形で結ばれている。
- 広まり方
- 1985年の『伊予の民俗』に載る佐々木正興「伊予の妖怪変化」と、1983年の『愛媛県史』第五章第三節、同じく佐々木正興「二 憑きもの・妖怪伝承」による。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ