うみぼうず
海坊主
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜の海に現れ、坊主頭の巨大な姿で船を襲うとされる海の妖怪。
- 細部
- 穏やかな夜の海面が突然盛り上がり、黒く丸い坊主頭だけを水上にのぞかせる巨大な海の妖怪。船体にへばりついて揺さぶり、篝火を消して船を破壊する。大きさは数メートルから数十メートルまで幅があり、人間ほどの姿や群れで現れる例もある。愛媛県では見た者が長生きし、岩手県では美女に化けて泳ぎを挑む。煙、とくに煙草の煙を嫌い、「柄杓を貸せ」と迫られた際は底を抜いた柄杓を渡すと水を汲まれず逃れられる。1687年の『奇異雑談集』には人身御供を求める入道鰐の記録もある。
- 広まり方
- 各地の漁村で口伝えに語り継がれ、江戸時代の絵巻や随筆にも記録が残る。
- 地域
- 全国
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ