うませじま
馬背島
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 弁天の御手洗池がある島で、秋に放した牝馬が翌年三月の大潮に子馬を連れて自ら村へ戻るという。
- 細部
- この島には弁天を祀る御手洗池があり、村では秋になると牝馬をこの島に放し飼いにする習わしがあったのだという。放たれた馬は冬のあいだ島で過ごし、翌年の三月、大潮の時期になると、誰に導かれるでもなく自分の意思で村まで戻ってくる。しかも一頭だけで戻ることもあれば、島で身ごもって生まれた子馬を連れて戻ってくることもあったと伝えられている。人の手を離れた馬が、決まった時季にひとりでに帰り着くという点が、この島にまつわる言い伝えの特徴である。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』の伝説:山の部に記録がある。
- 地域
- 宮城県石巻市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ