うまつき
馬憑き
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 死んだ馬の霊が取り憑き、馬のような奇行や衰弱の末に死に至らせるという憑き物。馬を粗末に扱った報いとされた。
- 細部
- 死んだ馬の霊が取り憑き、馬のようないななきや水桶から水を飲むなどの奇行を示し、心身が衰弱して死に至らせる憑き物。馬肉を食べたり馬を虐待した者への報いとされ、三河・阿波・八王子・姫路・遠江・加賀などに伝わる。塩の商人が馬肉を食べて祟られた話も代表例とされる。『因果物語』では三州中村の太郎助、『新著聞集』では阿波国主に同様の異変が起きたと記録されている。
- 広まり方
- 殺生を戒める仏教的な因果応報譚として各地で語られ、動物虐待への戒めを込めた教訓話として伝えられた。
- 地域
- 愛知県・徳島県・東京都・兵庫県など
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ