うまれかわり
生れ変り
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 亡くした幼子の言葉を口寄せで聞き、地蔵へ石を供え続けた末に生まれた男児を再来と信じた話。
- 細部
- 港北の鳥山で語られる話で、五つで子を失った親が悲しみのあまり霊媒に頼み、死んだ子の言葉を聞かせてもらった。返ってきたのは、もう一度そばへ戻りたいので姉に地蔵へ石を供えてほしいという願いだった。姉が言われたとおり日を欠かさず石を運び続けたところ、やがて家に男の子が生まれ、家族はあの子が戻ってきたのだと受け止めたという。願いを聞く手立てとしての口寄せ、石を積む所作、そして誕生を再会と読む解釈が、一続きの手順として語られている。
- 広まり方
- 1944年の『民間伝承』に載る佐久間昇「生れ變り小記」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県横浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ