まつもとのすみじるしでしるうまれかわり
松本の墨印で知る生まれ変わり
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 亡くなった子の体に墨で印を付けて葬ると、生まれ変わった子の同じ場所に同じ印が出るという。
- 細部
- 幼くして死んだ子を送るとき、手足などに墨で目印を書き入れてから葬る習わしがあった。その子がどこかに生まれ変わると、新しい体の同じ部位に、書いたとおりの印が現れるのだという。印は普通に洗っても消えず、落とすには先に死んだ子の墓の土を付けて洗わなければならないとされた。死と誕生を一続きのものと見なし、しかも人の側から確かめる手立てを用意している点が興味深い。子の死に幾度も向き合った土地の願いがにじむ。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』に載る平瀬麥雨「信州松本より」による記録である。
- 地域
- 長野県松本市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ