こうふのせもじとうまれかわり
甲府の背文字と生まれ変わり
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 死んだ比丘尼の背に書いた文字が、別の寺で生まれた子の背にも同じく現れ、生まれ変わりと噂されたという。
- 細部
- 甲府市下曾根町に伝わる話である。ある寺の比丘尼が亡くなった際、その背中に「お寺の飯炊き」という文字を書きつけてから葬ったという。しばらく経って、別の寺の番人の家に子どもが生まれたが、その子の背中には亡くなった比丘尼と同じ文字が浮かんでいた。これは間違いなく比丘尼の生まれ変わりだろうということになり、比丘尼の墓から土をもらい受けてきて子の背中を洗い清めようとしたが、その文字はどうしても消えなかったのだという。
- 広まり方
- 1944年刊『民間伝承』掲載、土橋里水「生まれ変わりの譚」に記録がある。
- 地域
- 山梨県甲府市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ