うまおに
馬鬼
国内
未確認生物
- どんな話か
- 馬もろとも谷へ落ちた城主の霊が、夜道に白い巨大な馬の姿となって現れるという。
- 細部
- 曹洞宗の正願寺の上手にはかつて小規模な城があり、その城主だった左京之助は馬とともに谷底へ転落して命を落としたと伝わる。ある男が深夜そのあたりを歩いていると、鈴の鳴る音と馬のいななき、さらに山全体が鳴るような響きが聞こえてきた。進む先には二間ほどもある白い馬鬼が立ちはだかっていたという。男はこの後に高い熱を出し、長く床に伏せることになった。土地の者は、成仏できずにさまよう左京之助の魂が姿を見せたのだと語り合った。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』に載る横田伝松の伊予の伝説による。
- 地域
- 愛媛県大洲市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ