おんぎをかんじたうま
恩義を感じた馬
国内
未確認生物
- どんな話か
- 亡き主人の墓を暴く墓泥棒を、生前愛された馬が知らせて捕らえさせたという伊達市の伝説。
- 細部
- 伊達市に伝わる話。伊達郡箱崎に住む松五郎という男は大の馬好きであったが、20歳という若さで亡くなり、家から少し離れた場所に葬られた。ところがその夜、松五郎が可愛がっていた愛馬が突然狂ったように暴れ出し、厩舎を飛び出してしまう。驚いた人々が後を追うと、馬は一目散に松五郎の墓所へ向かって走っていった。行ってみると、ちょうど墓泥棒が墓を暴いている最中で、人々はその場で泥棒を取り押さえることができたという。生前かわいがられた恩義を、馬が忘れずにいたのだろうと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1973年の『日本随筆大成第二期』所収、滝沢馬琴「兎園小説」に記録がある。
- 地域
- 福島県伊達市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ