うぐめ
うぐめ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 長崎市魚の町の飴屋に夜ごと若い女が飴を求めて現れ、後をつけると寺の墓地で姿を消し、正体は子を産んだ死者の霊だったという。
- 細部
- 長崎市魚の町では、およそ350年ほど昔と伝えられる初冬、ある飴屋に夜ごと決まった刻限、二十七、八歳ほどに見える女が飴を求めて訪れるようになったという。不審に思って後をつけてみると、女の姿は寺の裏手の墓石の前でふっとかき消えた。住職とともに墓を掘り返すと、亡くなった女の亡骸に抱きかかえられるようにして男の子が生きていた。この子は寺に引き取られて育てられ、のちに住職の跡を継いだと伝わる。寺ではこの女の霊をうぐめと名付け、長い年月ごとに供養を営むようになったという。
- 広まり方
- 1935年の『兵庫県民俗資料』に掲載された桜谷忍「亡霊子育伝説」に記録がある。
- 地域
- 長崎県長崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ