うびょう
禹廟
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 安貞2年の鴨川氾濫を、謎の僧のお告げで禹王廟と弁才天社を建てて鎮めたという治水伝説。
- 細部
- 安貞2年、京の都では鴨川が氾濫し、防水の任にあたっていた勢多判官為兼がいくら手を尽くしても水を治めることができず、なすすべもなく立ち尽くしていたという。そこへどこからともなく一人の僧が現れ、鴨川の東岸南側に夏の禹王を祀る廟を、北側には弁才天の社をそれぞれ建てて祀るようにと告げると、姿を消してしまった。半信半疑ながらも言われたとおりに社殿を建ててみたところ、それまで猛威をふるっていた川の勢いはたちまち弱まったと伝えられている。
- 広まり方
- 1973年刊『日本随筆大成第二期』所収、山崎美成「提醒紀談」に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 鎌倉時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ