うすきのかまでのがれるうぶめ
臼杵の鎌で逃れるウブメ
国内
未確認生物
- どんな話か
- ウブメに子を抱くよう頼まれた際は、鎌で自分の草履の鼻緒を切って難を逃れるとよいとされる。
- 細部
- 夜道などでウブメという妖怪に出会うと、赤子を抱いていてほしいと頼まれることがある。その際に無下に断ってはならないが、かといって鼻緒が自然に切れるまで待っていると際限なく重くなっていくため、頼まれた者はみずから鎌を取り出し、履いている草履の鼻緒をわざと断ち切ってしまうのがよいとされた。鼻緒が切れればウブメとの約束は果たされたことになり、抱かされていた子もそこで手から離れて難を逃れられると伝えられている。
- 広まり方
- 1986年刊行の『大分県史 民俗篇』第四章第四節「路傍の怪」(小玉洋美執筆)に記録がある。
- 地域
- 大分県臼杵市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ