くにさきのおいくるうぶめ
国東の追い来るウブメ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 夜道でチッチッチッと声を立てて追ってくる正体不明の怪で、雨の夕暮れに出て子供に噛みつくとも伝わる。
- 細部
- 国東町に伝わるウブメは、夜道を歩く人の後ろからチッチッチッという声を立てて付きまとってくるといわれる怪異で、姿を見た者はなく素性のはっきりしない存在である。雨が降る夕暮れどきに特によく現れるとも語られ、赤ん坊を抱いて出歩く際には向こうむきに抱かなければならないという戒めもある。うっかり通常のとおりに抱いてしまうと、ウブメの姿に驚いた赤ん坊から噛みつかれてしまうという。
- 広まり方
- 1959年の『西郊民俗』に掲載された郷田洋文「東九州の行事伝承(三)」、および1986年の『大分県史 民俗篇』第四章、小玉洋美による路傍の怪の項に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ