うぶめ
うぶめ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 産婦が出産の途中で死ぬとうぶめになるとされ、七郎谷では通行人に子を抱かせて力を強くしたという言い伝えがある。
- 細部
- 唐津市鎮西町に伝わるうぶめの話である。出産の途中で命を落とした産婦は、うぶめという存在になるといい、その際には腹から子を取り出し、ムスベワラと呼ぶ藁を産婦の腹に巻いてから棺に納めなければならないとされていた。また、七郎谷という場所にはうぶめが出て、通りかかった者に子供を抱いてほしいと頼むことがあったという。頼まれて抱いてみると、実は石の地蔵を抱かされていたことに気づくが、抱いた者はそれ以来力が強くなったといい、大力の持ち主を指して「うぶめの子を抱いた」と言い表すようになった。
- 広まり方
- 1968年の『民俗採訪』に掲載された國學院大學民俗学研究会の報告「佐賀県東松浦郡鎮西町打上」に、これらの伝承が記されている。
- 地域
- 佐賀県唐津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ