わかさちょうのあかごのつめきり
若狭町の赤子の爪切り
国内
未確認生物
- どんな話か
- 生後3日ほどで赤子がふと笑うのは、姿の見えない産神さんがその爪を切っているためだと語られている。
- 細部
- 若狭町に伝わる話では、生まれてまだ3日ほどしか経たない赤子がふと笑みを浮かべることがあるが、これは本人が笑っているのではなく、目には見えない産神さんが赤子のそばに寄り添って爪を切ってやっているためだという。産神は出産の場に立ち会い、母子を守ると信じられてきた神で、姿は見えなくとも赤子の身の回りの世話を陰で行っていると考えられていた。乳児が理由もなくにっこりする瞬間に、産の神の存在を感じ取る言い伝えとして家々で語り継がれてきた。
- 広まり方
- 1984年の『福井県史 資料編15 民俗』所収、小林一男「産の神」の項に記録がある。
- 地域
- 福井県若狭町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ