えさしのにしんをよんだうばがみぞう
江差の鰊を呼んだ姥神像
国内
未確認生物
- どんな話か
- 白髪の老人が姥に壷を渡して鰊を呼ばせ、事が済むと姥は消えて神像だけが残ったという姥神大神宮の起源譚。
- 細部
- 蝦夷地がまだ開かれていなかったはるか昔のことという。一人の白髪の老人が現れ、海に水を垂らして鰊の群れを呼び寄せ、島の人々を助けてやってほしいと一つの壷を姥に手渡した。姥が言われたとおりにすると、鰊は大群をなして押し寄せ、村人たちは大いに喜んだという。しかし後になって姥の姿を捜しても、どこにも見当たらず、厨子の中にただ一体の神像が納められているだけであった。この神像こそが、姥神大神宮としていまも祀られていると伝えられている。
- 広まり方
- 1985年の『美濃民俗』所収、川出由太郎「山姥雑考(八)」に記録がある。
- 地域
- 北海道江差町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ