たーとるまうんてんのよげん
タートル・マウンテンの予言
Turtle Mountain / Frank Slide
国外
場所・異界
- どんな話か
- 「動く山」と先住民が恐れて近づかなかったアルバータ州タートル・マウンテンが、1903年に実際に大崩落を起こして炭鉱町を襲った出来事。
- 細部
- ブラックフット族やクトゥナクサ(クートネイ)族は、この山を彼らの言葉で「動く山」を意味する名で呼び、麓にキャンプを張ることを避けてきたとされる。1903年4月29日未明、山頂から推定8200万トンの岩盤がわずか100秒ほどで崩れ落ち、炭鉱町フランクの一部を埋め尽くした。犠牲者数は正確には分かっていないが70人から90人程度と推定されている。地質学的には山を貫く逆断層構造の不安定さに加え、凍結と融解の繰り返しや麓での採炭活動が崩落の要因になったとされ、結果として先住民の言い伝えが現実の大惨事と重なった事例として語り継がれている。
- 広まり方
- 先住民の口承として伝わっていた警告が、実際の大惨事を機に広く知られるようになった。
- 地域
- カナダ・アルバータ州 クロウズネスト峠 タートル・マウンテン(フランク村跡)
- 年代
- 20世紀
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ