つるがのつまがしかけたつるべおとし
敦賀の妻が仕掛けた釣瓶落とし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 敦賀では夜ごと釣瓶を落とす音に怯えていたが、実は妻の悪戯と知れ、以後碁会は昼に開かれるようになったという。
- 細部
- 敦賀のある集落では、男たちが夜ごと集まって碁に熱中し、なかなか家に帰らないことが続いていた。業を煮やした妻の一人が一計を案じ、待ち構えていたタモノキの高い枝から釣瓶をわざと落として大きな音を立てたところ、夫は何か恐ろしいものが降ってきたと驚き震え上がった。以来、碁会は夜間を避けて昼のうちに開かれるようになったといい、つるべおとしの正体はこの妻の悪知恵だったと伝えられている。
- 広まり方
- 『加能民俗研究』1992年掲載、松本孝三『「釣瓶落しの怪」の伝承-北陸地方の事例をめぐって-』に記録がある。
- 地域
- 福井県敦賀市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ