つるべおろし
釣瓶下ろし
国内
未確認生物
- どんな話か
- 欅の大木の梢から夜更けに謎の声が響き、応じるように釣瓶が下りてくるという言い伝え。
- 細部
- おおい町の山中には大きな欅の木があり、そこにまつわる不思議な出来事が語り継がれている。あたりがすっかり寝静まった夜更け、梢のほうから低く「釣瓶おろそか、よなべしもたか」なる声が響くと、それに応えるかのように姿の見えない釣瓶がすうっと下りてくるのだという。声を発する主も、下りてくる釣瓶の実体も誰も目にしたことがなく、闇の中の音と気配だけが伝わっている点が特徴で、この一連のふるまいそのものが釣瓶おろしという名で呼ばれるようになったと伝えられている。
- 広まり方
- 1992年の『加能民俗研究』所収、松本孝三の論考「『釣瓶落しの怪』の伝承-北陸地方の事例をめぐって-」に記録がある。
- 地域
- 福井県おおい町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ