よづめ
夜爪
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 夜間に爪を切ると、その人はやがて親と死に別れる運命になるとされた酒田の禁忌。
- 細部
- 夜になってから爪を切ることは、酒田のこの地域でははっきりと禁じられていた行為だった。日が沈んでから爪を切ってしまうと、その人はいつか親を先に見送ることになり、死に別れる運命を招くとされていたのである。爪という体の一部を整える何気ない習慣にも、親の命にかかわる意味が込められていた例といえる。同じ時期に記録された暮らしの禁忌の中でも、身近な道具や身体の手入れにまつわる戒めの一つとして数えられている。
- 広まり方
- 1915年の『郷土研究』所収、藤井孝吉「国々の言習わし(九)」に記録がある。
- 地域
- 山形県酒田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ