つきよのかみさま
月夜の神様
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 生まれた子にゴンゾウワラジと呼ぶ小さな草鞋を履かせて餅を踏ませ、月夜の神様への供物として木に吊るすと目の病を防ぐという。
- 細部
- 国東町では、子供が生まれると、ゴンゾウワラジと呼ぶ小さな草鞋をこしらえて赤ん坊に履かせ、餅を踏ませるという儀礼が行われていた。用いたその草鞋は捨てられることなく、月夜の神様への供え物として家の門口に立つ木の枝に結び付けて吊るしておく。こうしておけば、その子は成長しても目の病にかからずに済むと伝えられている。誕生を祝う行為と厄除けの祈りとが一続きになった、子育てにまつわる風習のひとつである。
- 広まり方
- 1958年の『西郊民俗』に掲載された郷田洋文「東九州の行事伝承」に記録がある。
- 地域
- 大分県国東市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ