おおまちのにばんみっかのきとう
大町の二晩三日の祈祷
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 憑かれた者は放心し遠方の出来事を言い当てたといい、祈とう師を呼んで二夜三日の祈祷で落とした。
- 細部
- 大町に伝わる憑き物の話では、憑かれた人はぼんやりとした状態になる一方で、その場にいないはずの遠くの出来事を言い当てたという。油揚げを異様に欲しがるのも憑かれた印とされた。憑き物は人を化かし、ときには命を奪ったり家に不幸をもたらしたりする害あるものと考えられており、そうなると祈とう師に依頼して二晩三日にわたり祈祷を続けてもらい、離れるのを待った。専門の宗教者が村の中で果たしていた役割を伝える事例でもある。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 中信地方 仕事と行事』の民間信仰、祈とう師のつきものの項に記録がある。
- 地域
- 長野県大町市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ