つきもの
憑きもの
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 犬や死者の霊が人に憑くとされ、神経が疲れやすい人や体質的に弱い人が憑かれやすいとし、憑かれた家では犬神を祀るという伝承。
- 細部
- 小値賀島には、主に犬の霊が人に取り憑くとする言い伝えがあり、まれに亡くなった人の霊が憑くこともあるとされた。心身が疲れて神経が高ぶっている人や、消化器がもともと弱い人ほど取り憑かれやすいと考えられていたようである。ひとたび憑かれると、その人の家では犬神を祀る習わしがあったといい、体調の不調や不運を目に見えない存在のしわざとして説明しようとする、当時の民間の理解の一端がうかがえる。
- 広まり方
- 1963年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「五島列島小値賀島 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 長崎県小値賀町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ