さるがみ
猿神
国内
未確認生物
- どんな話か
- 猿神と呼ばれる憑きものを一族の守り神のように屋敷内に祀っていた家があったと伝えられている。
- 細部
- 大分市内には、猿神と呼ばれる憑きものを家の中に祀っていたという家が実在したと伝えられている。ここでいう猿神とは、猿の姿をとって人や家に取り憑くとされる霊のことで、そうした霊を屋敷内に祀り込み、いわば一族に抱え込む形で付き合っていく家があったというのである。憑きものを厄介なものとして遠ざけるのではなく、あえて祀って家に留め置くという伝え方に、この地域における憑きもの観念の独特なありようがうかがえる。
- 広まり方
- 1986年刊行の『大分県史 民俗篇』所収、小玉洋美「憑きもの」に記録がある。
- 地域
- 大分県大分市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ