のとのへびきつねねこのつきもの
能登の蛇狐猫の憑き物
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 長引く病は蛇や狐、猫などの霊が取り憑いたためだとして、占い師が原因を診断していたという。
- 細部
- 能登町の高倉地区に伝わる話では、長患いをする人が出ると、占い師に見てもらう習慣があったという。占い師は病の原因を、蛇や狐、猫など生き物の霊が身体に取り憑いたものと判じることが多かったと伝えられる。医術とは別に、目に見えない存在のしわざとして病を説明づける考え方が、この地域の暮らしの中に根付いていたことがうかがえる一例である。取り憑くとされた生き物の種類がいくつも挙げられている点も、この土地の憑き物観の幅広さを示している。
- 広まり方
- 1967年の『常民』所収、中央大学民俗研究会「石川県鳳至郡能都町 高倉地区 調査報告書」に記録がある。
- 地域
- 石川県能登町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ