ながわまちのきつねをおとすみっつのほうほう
長和町の狐を落とす三つの方法
国内
呪物・呪い
- どんな話か
- 刃物を振りかざす、油揚げを供える、山犬の毛を持ち出すなど多様な方法で狐を落とした。
- 細部
- 小県のこの町には、きつねに憑かれた例が複数語られている。憑かれると人の言うことを聞かなくなり、正気を失ったようになる者、暴れ出して油物ばかりを好んで食べる者がいた。落とし方も一様ではない。大勢で取り囲み、切りつけるように刃物を振りかざして脅す方法。祈祷師に依頼して離してもらう方法。屋外に油揚げを供えて狐を送り出す方法。さらに山犬のひげを包んで憑かれた人に近づくと相手は逃げ出し、そこで転んだ拍子に正気へ戻るともいわれた。脅す、もてなす、霊獣の力を借りるという三通りが併存している。
- 広まり方
- 1986年刊『長野県史 民俗編 東信地方 仕事と行事』の民間信仰の章、祈とう師のつきものの項に四件として載る。
- 地域
- 長野県長和町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ