いまばりのいしづちやまつきものおとし
今治の石鎚山憑きもの落とし
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 七月一日から十日の石鎚山の山開きは、憑きものを落とすのに霊験があると信じられていた。
- 細部
- 石鎚山では七月一日から十日にかけて山開きが行われる。この期間の登拝は、人に取り憑いたものを落とすうえで格別の効き目があるとされ、憑きものに悩む者が霊山を目指した。憑依そのものを退治する場が寺社の祈祷ではなく登山という行為に置かれている点が、この地方の信仰の形をよく示している。憑きものを説明する怪異譚ではなく、それを解く手立てとして山の名が語られているところに特徴がある。
- 広まり方
- 1967年の『民俗採訪』に収められた國學院大學民俗学研究会「愛媛県越智郡関前村岡村」の報告に見える。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ