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飯田の家名を口走る憑き物のイメージ挿絵
この挿絵は当サイトが項目ごとに用意したイメージ画像です。写真や原典の図版ではありません。

いいだのかめいをくちばしるつきもの

飯田の家名を口走る憑き物

国内 呪物・呪い
どんな話か
急な発熱とうわ言で家名を口走る症状を憑依とみなし、禰宜や山住様の力で落とす習俗。
細部
憑かれた者は老若男女を問わず、前触れなく熱を出し、うわ言のようにあらぬことを口にし始めるとされた。腹の痛みや節々の痛みを訴える場合もあり、どこから来たと問われて家の名を告げるのが典型だと語られる。目つきが変わって赤い物に飛びついたり、油気のある食べ物を欲しがったり、昼夜の別なく喋り続けて手を振りわめくこともあった。落とすには、まず禰宜やねぎ様と呼ばれる祈祷者を招いて神事や呪文を行い、幣束を門口まで振って移し送るオクリタテをする。胡椒でいぶす手当てや、山住様の神札とお犬を借りて祀る方法もあり、神使の犬が来ればクダショは逃げ出すという。
広まり方
1988年刊『長野県史 民俗編 南信地方 仕事と行事』第9編の民間信仰、祈とう師のつきものの項に五件が収められている。
地域
長野県飯田市
年代
昭和
検証状況
伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。

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