つぎのこがながくうまれないようにするぞくしん
次の子が長く生まれないようにする俗信
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- へその緒を箸に見立てて屋根裏に隠すと、次の子がなかなか生まれなくなるという出産の俗信。
- 細部
- 次の子を身ごもりにくくすることをこのあたりではおとみと呼ぶが、取り上げ婆の手を借りて出産する場面で、へその緒の余りを箸の長さに二本そろえて切り、へその出血をその箸につけ、誰にも知られないよう台所の流し側の屋根裏に、できるだけ離してさし込んでおくと、おとみが長くなるといわれている。出産の間隔を調整したいという切実な願いが、へその緒を使った具体的な作法として伝わっている点に、当時の子育ての実情がうかがえる。
- 広まり方
- 1967年刊行『福島県史 24 民俗2』、岩崎敏夫による誕生に関する儀礼の項に載る。
- 地域
- 福島県福島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ