つちのとゐのひ
巳亥の火
国内
未確認生物
- どんな話か
- 正月儀礼シツの夜に墓を見回っていた人が、自分の家の墓所付近に燃え立つ炎を見つけ、色によって大凶・半凶・半吉を判じ慎んだという。
- 細部
- シツの晩、墓守(ハカモル)のために郊外まで足を運んでいた者が、ふと自分の家の墓所のあたりに一団の炎が燃え立っているのを目にすることがあった。この炎は色によって意味合いが異なるとされ、青みを帯びた炎であれば大凶、赤みを帯びた炎であれば半凶、あるいは半吉として受け止められ、これを見た者はそれぞれ身を慎んで過ごしたという。また、子どもたちはこの火を見ようとして木によじ登り、遠くから眺めていたと伝えられている。
- 広まり方
- 1931年の『旅と伝説』所収、岩崎蝶仙「鼠の花籠」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県石垣市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ