つちのこ
ツチノコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- ゴハッスンとも呼ばれる短く太い蛇で、噛まれれば一日ももたないと恐れられた怪蛇である。
- 細部
- マキノ町では、この生き物をゴハッスンという別名でも呼ぶ。名の由来は姿かたちで、胴回りが五寸、体長が八寸ほどしかないずんぐりした形をしているという。銀色に照り返す体で腹の側がめくれ上がっており、マタタビの葉の上からでも鳥のように舞い上がる。地面を移動するときは首を左右に振り、シャンシャンと音を立てながらゆっくり進むとされた。寺の谷やバツタニと呼ばれる場所には今も棲むと語られ、坂ノ下では月の明るい晩に山の上から転がり落ちてきて太い跡を残すという。その毒は強烈で、噛まれた者は一昼夜と生きられないと言い伝えられている。
- 広まり方
- 1974年の『民俗採訪』に収められた滋賀県高島郡マキノ町旧剣熊村の記録(國學院大學民俗学研究会)による。
- 地域
- 滋賀県高島市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ