つちのこ
ツチノコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 槌のような姿の怪物で、渓谷で人を噛み殺した話と、山の禿地に居着いた話が伝わる。
- 細部
- 二つの言い伝えが残されている。一つは、かつて多くの寺院が並んでいたという渓谷での話で、里人が茶を摘んでいると、高いところから口のついた槌のような怪物が現れ、その人をたちまち噛み殺してしまった。以来この谷に足を踏み入れる者はいなくなったという。もう一つは、西方の山にイの字の形をした禿地があり、そこに太くて短い獣が棲んでいたという話である。山から転がり落ちたのち、禿地の下までは這い上がったものの、それより上へは進めずそこに留まったとされ、今も里人はその場所を避けている。
- 広まり方
- 1978年の『民俗文化』所収、水長双葉「姉川上流の伝説(2)」による。
- 地域
- 滋賀県米原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ