つちのこ
ツチノコ
国内
未確認生物
- どんな話か
- 太く短い胴体を持つヘビのような姿で、日本各地に伝承・目撃例が伝わる未確認生物。
- 細部
- 頭は三角形、胴体はビール瓶のように太く、体長30〜80cmほどとされる。奈良時代の『古事記』『日本書紀』にみえる「野槌」が原型とされ、江戸中期の『和漢三才図会』(1712年)には「野槌蛇」として、1799年の『聖城怪談録』には具体的な目撃譚が記されている。方言を含めると全国でおよそ40種の呼び名があり、東北地方では「バチヘビ」とも呼ばれる。北海道・沖縄を除く全国で昭和30年代頃までは目撃談が続いたとされるが、捕獲された例はない。
- 広まり方
- 1972年に田辺聖子が朝日新聞夕刊に連載した小説『すべってころんで』が翌1973年にNHKでドラマ化されたことと、同年に矢口高雄が漫画『幻の怪蛇バチヘビ』を発表したことが重なり、全国的なブームに発展した。現在も岐阜県東白川村や新潟県糸魚川市などで「つちのこ探し」イベントや高額の生け捕り懸賞金企画が続き、地域おこしのマスコット的存在として定着している。
- 地域
- 日本各地(岐阜県東白川村など伝承地多数)
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ