おおさきしのじょちゅうをまつるつぼだんご
大崎市の女中を祀るツボ団子
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 2月9日、流し台に鍋蓋の柄が隠れるほどツボ団子を盛って供える習わしで、心優しい女中が神として祀られた由来を持つ。
- 細部
- 2月9日になると、台所の流し(ハシリ)に鍋蓋を乗せてツボ団子と呼ぶ団子を山盛りに供える習わしがある。地域によっては鍋蓋の取っ手が隠れるほど高く盛り付け、供えたのちに家族で食べるという。この団子はその年に初めて作る団子であり、当日に手を洗うと手荒れをしないとも伝えられる。由来としては、ある家の主人が物乞いに施しを拒んだ際、代わりに一人の女中がみずからの食事を分け与え、自分は流し口にたまったものを温めて食べていたという話が残る。この女中が息を引き取るときの姿はまるで阿弥陀様のようであったといい、以来ツボ神さまとして祀られるようになったという。
- 広まり方
- 1956年刊『宮城縣史 民俗3』年中行事・正月の項に記録がある。
- 地域
- 宮城県大崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ