いわみのとうびょうぎつねのいねはこび
岩美のトウビョウギツネの稲運び
国内
未確認生物
- どんな話か
- トウビョウギツネを飼う家によそから稲がもたらされて富み、いなくなると家が貧しくなるという憑き物の伝承。
- 細部
- この狐を屋敷に憑けている家では、よその家の米倉からいつのまにか稲が運び込まれ、蔵が自然と満ちていくと語られた。憑き物筋として知られ、家が栄えるのはこの狐の働きによるとされたが、ひとたび姿を消してしまうと、それまでの富も潮が引くように失われ、家運が傾いて貧しくなると恐れられた。持ち主にも制御しきれない存在として扱われている点が興味深い。
- 広まり方
- 1970年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会による鳥取県岩美郡岩美町旧小田村の報告に記録がある。
- 地域
- 鳥取県岩美町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ