としとりもち
年取り餅
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 6月1日を年取りの日とするのは、元服前の子が父の仇討ちのため年取り餅を食べて年齢を水増ししたことに由来するという。
- 細部
- 六月一日はこの土地で年取りの日と呼ばれているが、なぜこの時期にもう一度年を取る日を設けるのかについては、ひとつの言い伝えが残っている。むかし、まだ元服前で年齢が足りない子どもが親の仇を討たねばならない事情を抱えていた。仇討ちを果たすには一定の年齢に達している必要があったため、この子は六月一日に特別な餅を食べることで、暦のうえで一つ年齢を重ねたことにし、晴れて仇討ちに臨んだのだという。以来、この日は年取り餅を食べて年齢を数え直す日として定着し、正月とは別に年齢の節目を作る風習の由来として語られている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、大竹信雄「六月一日:正月納め」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ