さどのえほうからくるとしとくじん
佐渡の恵方から来る歳徳神
国内
儀式・遊び
- どんな話か
- 大の日にオイエへ歳棚を新しく作って歳徳神をまつり、この神は毎年アキの方からやって来てアキの方へ帰っていくとされる。
- 細部
- 正月を迎えるにあたり、大の日と呼ばれる日にはオイエと呼ばれる部屋に歳棚と呼ばれる棚を新たにこしらえ、そこに歳徳神をまつる習わしがある。歳徳神は、その年ごとに定められるアキの方、つまり恵方からやってきて、一年の間その家にとどまり、年が明ける頃には再び同じアキの方へと帰っていく神だと考えられている。毎年古い歳棚をそのまま使い続けるのではなく、新たに棚を作り直すこと自体が、神を丁重に迎え入れる心構えを表しているといえる。方角の巡りに合わせて出入りする神という発想は、恵方をめぐる正月行事の中心的な考え方のひとつになっている。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編23 民俗2』(1984年)所収、谷口貢「屋内の神々:歳徳神」に記録がある。
- 地域
- 新潟県佐渡市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ