としとこさま
トシトコ様
国内
未確認生物
- どんな話か
- 人を隠す祟りをなしたトシトコ様が猟師に撃たれ、祭祀を怠った不満を語ったため正月に祀るようになったという。
- 細部
- 阿東の言い伝えによれば、トシトコ様と呼ばれる存在は、これまでに幾人もの人間を行方知れずにしてきたとされる。ある時、猟師がこれを見つけて鉄砲で撃ち、片足に傷を負わせることに成功した。手負いのトシトコ様に、なぜ人を隠すのかと問いただすと、自分を祀る祭りが行われていないことへの不満だと答えたという。この一件を機に、集落では正月になるとトシトコ様のための祭りを執り行う習わしが生まれ、以後その習慣が受け継がれることとなった。
- 広まり方
- 1960年の『西郊民俗』所収、大島建彦「山口県阿武郡年中行事」に記録がある。
- 地域
- 山口県山口市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ